スポーツ選手のダイナミックなプレーやピアニストの繊細な指の動きはもちろんのこと、私たちが日常行なうありふれた動作でさえ、実に複雑で巧妙です。このような巧みで多様な運動を実現しているのは、人間や生物のもつ脳神経系の優れた情報処理・制御の能力です。生体運動制御システム研究室では、手や腕の運動 や対象物操作などの運動の制御、その運動を実現している認知(対象物認識など)の仕組み、そして学習機能に焦点を絞り、計算論的神経科学の立場から、これらの高次情報処理機構の解明を目指して研究を行っています。さらに、福祉工学への応用や、柔軟に環境に適応できる人に優しい知能ロボットの実現を目指して います。
現在行っている研究については研究室紹介ポスターをご覧ください。
研究室の概要